ラストウォーを始めたばかりのプレイヤーの多くは、まず「とにかく強くなりたい」「すぐに勝ちたい」と思うものです。
ですが、本作では「どこをどう強化するか」の判断を間違えると、思ったより戦力が伸びず、資源や時間を無駄にしてしまうこともあります。
この記事では、初心者でも無駄なく効率的に「戦力」を伸ばすための基本認識を示し、戦力構成の理解につながるポイントをわかりやすく解説します。
なぜ「戦力の正しい上げ方」が重要か ― ラストウォー で勝つための基本認識
目次
ラストウォーにおける「戦力」の意味と複数の“戦力値”
本作では「戦力」とひとことで言っても、実は複数の要素が重なって総合力として評価されます。
たとえば「英雄のレベル・装備」「兵士の数と質」「基地の本部レベルや施設の整備」「科学研究の進行度」など、それぞれが別個に戦力に影響します。
さらに、ゾンビ掃討や対プレイヤー戦、連盟戦などコンテンツによって必要とされる“戦力タイプ”が異なるため、ただひたすら英雄を育てるだけでは不十分になることがあります。
このように、どの要素が今の自分の戦力にどう影響するかを理解することが、効率的な攻略の第一歩となります。
“闇雲な強化”が失敗につながる理由 ― 資源と時間の無駄遣い
ゲーム開始直後は、つい「英雄ガチャで強キャラを引いたらそれだけで安心」と感じがちです。
しかし、英雄ばかり育てて基地や資源施設、研究を後回しにすると、資源が足りずに育成が停滞したり、建設速度が遅れてしまったりします。
また、兵士数が少ないと英雄だけ強くても実戦で力不足になるため、バランスを欠くと勝てないケースが起こりやすくなります。
このように、目的を見ずに強化を進めると、結果として「戦力が伸び悩む」「課金や時間を無駄にする」といった失敗につながりやすいのです。
戦力を構成する主な要素 ― どこを強化すべきかを理解する
ヒーロー（英雄）の育成と装備強化 ― 戦力の中核
本作では、英雄（ヒーロー）のレベルやランク、装備の強さが戦力に直結します。
英雄を育成し、適切な装備を付けて戦闘性能を上げることが、まず最初に意識すべき基本です。
特に、希少なレア度（SSR／URなど）の英雄を獲得できた場合は、装備やランクアップによる強化で一気に戦力が伸びやすいため、多くのプレイヤーがまずヒーロー強化を優先します。
一方で、どの英雄にも装備だけでなく、「育成コスト（資源や時間）」がかかるため、無計画に多くの英雄を強化しようとすると資源の分散が起こりやすい点に注意が必要です。
また、たとえ強力な英雄がいても、装備が揃っていなかったりレベルが低かったりすると実戦で力を発揮しづらいため、英雄＋装備の両輪で育成を進めるのが重要です。
基地（本部レベル／施設強化）と資源管理 ― 長期安定の基盤
ゲームを安定して進めていくためには、基地の本部レベルと資源施設の強化が欠かせません。
本部レベルを上げることで、新しい建造物や研究施設が解放され、ゲーム全体の成長速度が上がります。
序盤は「まず本部を一定レベルまで上げる」ことが土台として重要です。
資源施設（食料・金属・燃料など）を整備しておくことで、英雄育成・兵士訓練・研究・装備強化など、あらゆる強化行動に必要な資源を安定して確保できます。
資源が枯渇しがちな中盤以降を見据えるなら、施設のレベルアップと資源収集体制の構築は、戦力維持のための“インフラ”といえます。
兵士訓練と部隊編成 ― 数と質のバランス
英雄だけではなく、兵士（ソルジャー）の数と質もまた、出撃部隊の実力に大きく関わります。
英雄に同行する兵士が多く、かつ高レベルであれば、部隊全体の戦力が安定します。
ただし、兵士を訓練可能な上限は「兵舎」のレベルに依存しており、兵舎レベルが低いままだと強力な兵士を育てられません。
ですから、英雄育成と並行して「兵舎の強化」「兵士の訓練」を行う必要があります。
また、どれだけ兵士を増やしても、英雄が弱ければ全体の戦力バランスが崩れやすく、逆もまた然りです。
英雄と兵士のバランスを意識した部隊編成が重要です。
科学研究／テックツリー ― 全体的な底上げと特殊ボーナス
本作には研究（科研／テックツリー）という要素があり、これが進むと基地運営・資源生産・兵士訓練・英雄の能力など、あらゆる面でボーナスが得られます。
とくに序盤では、まずは「経済／発展」「資源生産」「建造速度アップ」など、基礎的で汎用性の高い研究を優先すると、ゲーム全体の安定成長につながりやすいです。
もちろん、兵士強化・英雄強化・部隊強化に直結する研究もありますが、資源や時間に余裕がない序盤は“短期的な成果”より“全体底上げ”を優先するのがセオリーとされています。
ガチャ（英雄募集券）と資源投入タイミング ― 最大のコスパを狙う
本作の英雄獲得にはガチャ（英雄募集券など）を用いるのが基本です。
序盤〜中盤においては、募集券が一定数たまったらためらわず引くことで、戦力の底上げに直結することが多いです。
ただし、ガチャや募集券を使うタイミング、使いどころを誤ると、希少キャラを得ても育成リソースの分散や資源不足に陥る可能性があります。
そのため、「強力な英雄を得たときに、初めて本格強化を検討する」、あるいは「資源・施設・兵士の土台が整った後にガチャを使う」といった順序を守ると、無駄遣いを防ぎやすくなります。
また、公式ガチャの排出確率などに関しては常に公式の表記を確認し、安易な過信は避けるのが安全です。
序盤〜中盤における「効率的な強化ロードマップ」
初心者〜中盤プレイヤーが戸惑いやすい「どこから手をつけるべきか」を、段階的に整理したロードマップです。
ステップ①：まずは本部レベルと資源施設を最低限整える
ゲーム開始直後は、本部のレベルを上げ、資源施設（食料・鉄・燃料など）の基盤を整えることが最初の優先事項です。
多くのプレイヤーが「本部Lv7」を序盤の目安としています。
これにより、研究施設の解放や施設建造の上限が広がり、その後の成長がスムーズになります。
資源施設を放置せず、少しずつでも強化を進めることで、英雄育成や兵士訓練のための資源不足に陥りにくくなります。
ステップ②：初期英雄の育成と最低限の装備強化
本部と資源インフラがある程度整ったら、次に初期ヒーローやガチャで得た英雄の育成に取りかかります。
特に序盤は、少数の英雄を重点的に育成・装備強化することで、コスパよく戦力を上げやすいです。
無差別に多くの英雄を育てるのではなく、強さや相性を考慮しながら「この英雄を軸にする」という方針を決めると、資源の分散を防ぎやすくなります。
ステップ③：兵士訓練と部隊編成で戦力ベースを固める
英雄の育成だけでなく、兵士を増やすことも意識しましょう。
英雄に同行する兵士の数やレベルによって、実際の部隊戦力は大きく変わります。
兵舎のレベルアップを行い、訓練可能な兵士レベルを引き上げたうえで、できるだけ多くの兵を訓練すると、戦力の底上げにつながります。
また、英雄＋兵士という“セット戦力”を意識した部隊構成を心がけると、序盤の進行が安定しやすいです。
ステップ④：科学研究を並行させて全体強化
資源や兵士の準備が進んだら、研究（科研）も少しずつ進めましょう。
特に、「資源生産効率アップ」「建造・訓練速度の短縮」「兵士・英雄強化に直結しない基礎研究」が序盤では効果的です。
研究を後回しにせず、他の強化と並行して進めることで、後々の育成や拡張がスムーズになります。
ただし、資源や時間には限りがあるため、無計画にあれこれ進めるのではなく、優先順位を意識することが大切です。
ステップ⑤：募集券やガチャの使いどころ ― 無駄を避けるために
英雄募集券やガチャを使うタイミングは慎重に考えましょう。
序盤に焦って使うより、基地・兵力・資源インフラがある程度整ってからの方が、育成効率が高くなります。
特に、英雄を獲得した直後は装備や育成に必要な資源が多くなるため、準備が整っていないと強化が滞るリスクがあります。
一方で、「募集券が一定数たまったらためらわず引くべき」という意見もあり、序盤ではそれなりに有効です。
最終的には、自分の資源と目的（無課金／育成重視／PvP重視など）に応じてタイミングを判断するのがおすすめです。
中盤以降・無課金または微課金プレイでの最適化戦略
ある程度ゲームが進んだ後は、戦力を伸ばす方向性が「課金による速攻強化」から「効率とバランスを重視した運用」へと変わります。
無課金・微課金プレイヤーにとっては、資源や時間の使い方が勝負の分かれ目です。
資源の使いどころと節約優先順位 ― 何に使って何を後回しにするか
資源は常に不足しがちです。
限られた中で成果を出すには、すべての要素を均等に強化するよりも、優先順位をつけて投資することが重要です。
まずは「英雄の育成」と「兵士の訓練」を最優先に据えましょう。
これらは直接的に戦闘力に関わるため、最も効果的な資源の使い道です。
逆に、見た目重視の装飾要素や不要な施設のアップグレードは後回しにして問題ありません。
また、装備強化など資源消費の激しい項目は、イベント報酬や連盟ボーナスで補えるタイミングを狙うと、無課金でもスムーズに強化できます。
ヒーロー強化の優先順位 ― レア度だけでなく“成長効率”を重視
高レアの英雄は確かに強力ですが、必ずしもコスパが良いとは限りません。
無課金プレイヤーほど、入手や育成がしやすく、素材や資源を無理なく投入できる英雄を選ぶ方が、安定して戦力を伸ばせます。
レア度よりも「スキル構成」「部隊との相性」「汎用性」を基準に育成対象を決めるのがおすすめです。
実際、プレイヤーの中には「SRやSSRクラスでも、バランスの良い英雄を使い続けて十分戦えている」という声も多く見られます。
部隊と英雄バランス ― “万能部隊”を目指す編成術
中盤以降は、戦う相手や目的が多様化します。
ゾンビ討伐・PvP・資源確保など、それぞれに求められる構成が異なるため、万能に対応できる編成を意識しましょう。
具体的には、「攻撃型英雄＋耐久型兵士」「支援スキル持ち＋火力兵士」といった組み合わせを考えると、どの状況でも安定した戦果を出しやすくなります。
この段階では、特定の英雄や兵種に極端に偏らない“バランス型部隊”が、コスパ面でも実戦面でも有利です。
イベント・連盟報酬の活用 ― 無料で得られる恩恵を最大化
ラストウォーはイベント報酬や連盟ボーナスが非常に充実しています。
これを活用することで、無課金でも確実に成長スピードを上げることができます。
たとえば、デイリーイベントや連盟ミッションでは、英雄募集券・資源パック・強化素材が得られることが多く、積み重ねるだけでかなりの差が出ます。
特に期間限定イベントでは、強力な英雄のかけらやレア装備が入手できることもあり、積極的に参加するのが効果的です。
報酬を受け取ったら、使い切るのではなく「次の強化イベントで使う」など、計画的に貯めておくのが上級者のコツです。
よくある落とし穴と注意点 ― 戦力が伸び悩むパターン
プレイヤーの声を見ていると、「やってはいけない強化手順」や「戦力が止まったまま動かない」という共通点がいくつかあります。
ここでは代表的な失敗例を整理します。
資源不足が招く“育成詰み” ― 放置してはいけない施設と消費傾向
序盤に戦力を急いで上げすぎると、資源消費が追いつかなくなり、結果的に何もできなくなる「育成詰み」に陥ることがあります。
特に食料・鉄・燃料の生産施設を強化せずに進めると、後半で建設も育成も止まってしまいます。
資源インフラを放置せず、定期的に強化・補充することが、長期プレイで安定成長するための鉄則です。
ガチャの過剰投資 ― 即効性より“長期コスパ”を意識
「今強くなりたい」という思いから、ガチャを引きすぎて資源や時間を失うケースも多く見られます。
強力な英雄を得ても、育成リソースが足りずに強化できないまま停滞するパターンです。
無課金・微課金プレイヤーほど、ガチャは計画的に引き、イベントや報酬配布を狙って回す方が効果的です。
また、確率は公式情報に基づくものであり、短期で狙い撃ちするのは現実的ではありません。
研究の“寄り道”による錬度の分散 ― 目的を見失わない研究計画
研究ツリーには魅力的な項目が多いですが、あれもこれも進めてしまうと全体の成長が遅れます。
特に中盤以降は、ひとつの系統を集中して上げることで効果が実感しやすくなります。
「資源効率」や「建造速度」などの土台を固めた上で、「兵士」「英雄」「防衛」といった専門ツリーを順に伸ばすと、無駄が少なくなります。
兵士過多で英雄／装備が弱い ― バランス型育成の重要性
兵士数を増やすだけでは勝てません。
英雄が育っていない状態では、戦闘での指揮力やスキル効果が足りず、結果として被害が大きくなる傾向があります。
兵士を増やすタイミングと並行して、英雄の強化・装備更新を欠かさず行うことが大切です。
この「兵士・英雄・装備の三位一体」の育成が、安定した勝利への近道になります。
まとめ ― 無駄なく効率的に「強い基地・部隊」を目指すために
ラストウォーで安定して強くなるには、ヒーロー育成・兵士訓練・基地整備・研究開発をバランス良く行うことが不可欠です。
どれか一つに偏ると、他の要素がボトルネックになり、戦力の伸びが止まってしまいます。
特に序盤〜中盤では、本部と資源施設を優先的に整備し、兵士と英雄の両輪を育てることで、無課金でも確実に戦力を伸ばせます。
焦らずコツコツと積み重ねていくプレイスタイルこそが、長期的な攻略の鍵です。
最終的には、自分のプレイスタイルに合った成長ルートを見つけ、「限られたリソースを最大限に活かす」意識を持つことが、ラストウォーをより深く楽しむための最も重要なポイントです。
